ご自身の歯を1本でも多く残すために。
歯を失うメカニズム
虫歯を例にとると、初期の虫歯を削って詰め物で修復したとします。削ることによってエナメル質を失い、歯は本来持っていた保護機能を失い、外敵の侵入を許すことになります。
そこに詰め物をするわけですが、あくまでも歯とは異なる異物を接着することになります。無菌化・接着技術によって、長年とれない詰め物も可能ではありますが、多くの方が結局詰め物がとれる、という経験をされていると思います。そのとき、往々にして以前削った部分に虫歯が再発・進行して次の治療ではさらに削る部分が増え、次は被せ物をすることになり、これがさらに被せ物との隙間に汚れがたまって虫歯を引き起こしたり・・・。
この繰り返しによっていずれは歯を失うことにつながることになります。
歯をなるべく削らないために
虫歯はすべてすぐに削らなければいけない訳ではありません。定期的なチェックによって削るべきかどうか経過観察していきます。もし削る場合にも、虫歯検知液を使用して必要最小限の削除量とします。
この経過観察を行うためにも、定期的にご来院いただき、早期発見・早期対処をします。同時に、歯科衛生士によるクリーニング(プラーク・歯石の除去)、磨き残しの確認・歯磨き指導などを行います。
予防歯科について
PMTCの流れ
超音波スケーラーで付着している史跡を取り除きます。
その後歯面研磨を行い、歯石沈着の予防を行います。症状によってはフッ素塗布も同時に行います。
一般的なクリーニングとの違いは、歯面研磨に時間を要すことや使用する薬剤が変わってくることです。
クリーニングでは物足りないと感じている方や、歯石が付きやすいという方にオススメです。
PMTCの費用
費用は、保険外診療で6,480円となります。
半年に1度の頻度でPMTCを受けるのを推奨します。
エアフローを使用した
最新の「ジェットクリーニング」
近藤歯科医院では
エアフローワンを導入しています。
エアフローとは、ジェット噴流の力で歯に付着している汚れを吹き飛ばす装置です。
微粒子の入った水を歯に勢いよく吹き付けて、タバコのヤニや飲食物の着色汚れを強力に吹き飛ばします。エアフローの処置後は、歯の表面がつるつるの滑らかになり、本来の歯の白さと明るさが蘇ります。
フッ素とは
フッ素とは、歯質を強化するための薬品です。
虫歯になりづらい強い歯にしてくれる効果が期待できます。
フッ素塗布は半年に一回が理想です!
☆ フッ素を効果的に活用するために半年に1回は塗布するように心がけてください。
ご自宅でも、フッ素の配合された歯磨き粉や、ジェルを使用していただけます。
⚠︎年齢に応じたフッ素濃度の物をご使用ください。
フッ素塗布の流れ
1.検査
2.フロッシング
3.ブラッシング
4.フッ素塗布
フッ素塗布後のご注意
フッ素塗布後30分間はご飲食を控えていただくのと、 できるだけ唾液は飲み込まないように注意してください。
フッ素塗布の費用
健康保険適応の場合、中学生以下は200円、5才以下は無料。自費診療の場合、一律500円です。
詳しくは直接スタッフまでお尋ね下さい。
保険診療 | 中学生以下 |
200円 |
---|---|---|
5才以下 |
無料 |
|
自費診療 | - |
500円 |