痛み・恐怖感を減らす取り組み
近藤歯科医院では、患者さんの痛み・恐怖感に最大限配慮した治療を行っています。
1. 治療時に一番気になるのが麻酔です。 痛いのは嫌だというのはもちろんなので、全ての患者さんに麻酔による痛みが少なくなるようにまず、テープ式の表面麻酔をして、
【← テープ式の表面麻酔】
2. 次に、テープ式の表面麻酔の上から軟膏式の表面麻酔を塗って時間をおきます。
【← 軟膏式の表面麻酔】
3. 表面麻酔が十分に効くまで待った上で、ものすごく細い針で麻酔を行います。
【← ものすごく細い麻酔針】
4. 麻酔の注射には、電動式のものを使用して、ゆっくり一定の注入をすることで、注射していること自体認識しない患者さんがたくさんいらっしゃいます。
【← 電動式の注射器】
また、初めて麻酔をする方の場合は、手の甲に麻酔薬を置き、アレルギー反応が出現しないかパッチテストを行うようにしています。
高血圧・心筋梗塞・脳梗塞等の全身疾患をお持ちの方は、緊張感から一時的に血圧の上昇が起こることがあり、不快感が生じたり治療の中断を行わざるを得ない場合があります。
まず緊張感を最小限に抑えるため、表面麻酔時間の厳守による無痛への配慮・これから治療する方法の徹底的な説明(患者さんが納得して治療が受けられるようにする)を行うことで、積極的に治療に参加することができ、緊張感を和らげています。
知識・技術の研鑽
通常、歯科医院では、歯科医師の知識・技術のない分野については、病院の口腔外科や他の専門医に紹介をします。でも、治療の内容によって先生が変わることで、患者さんは緊張したり、不安がでてきてしまします。
僕は、虫歯治療の他に、歯周病専門医、矯正専門医、口腔外科専門医などの幅広い知識を身につけて、全ての悩みに応えられるドクターを目指しています。幅広い治療の選択肢をご用意して、地域のかかりつけドクターとして、末永く患者さんと向き合ってきたいと思います。
歯科医師の知識・技術不足によって患者さんにとって不利益となることは決して許されません。日々の診療だけで終わることなく新たな知識・技術の習得をして患者さんに還元していくことが歯科医師の責務だと考えています。
一方、医療機器・設備・人員という観点から、当院では難しい症例(全身麻酔下での手術・出血の激しい抜歯等の入院を必要とする場合)については、総合病院の口腔外科へ紹介しますが、紹介先の先生と綿密な連絡・相談をして、患者さんがスムーズに治療を受けられる、不安が解消されるように配慮しています。
相談しやすい環境づくり
患者さんにとって不安なのは、「何となく聴きづらい・・・」雰囲気だと思います。初めて来院される患者さんにとっては、どういう先生なのか分からないですし、治療自体への恐怖心を乗り越えて覚悟されて来院される方が多いです。
そこで、ただ痛みを取り除くだけではなく、コミュニケーションを重視して、患者さんにこれから自分がどういう治療をされるのか、しっかりとご理解いただいた上で治療を開始するようにしています。
徹底した滅菌システム
当院では基本セット(治療に使う基本的な器具)や患者さんに触れる物で滅菌可能な物は完全密封の滅菌バッグを使用しており、院内感染の予防に努めております。
患者さんに提供するコップやエプロン・治療に使用するグローブはディスポーサブル(使い捨て)の物を使用しております。
超音波洗浄機です。 治療で器具を使用した後は一度洗剤で手洗いします。 その後超音波洗浄機で細かい汚れや細菌を分解・除去します。
オートクレーブ(高圧滅菌器)です。 超音波で汚れを落とした後は、オートクレーブによって完全滅菌します。
熱に強い細菌やウィルスもこの機械で完全に死滅させるので、治療に用いる器具は常に清潔な状態で目の前にご用意していますのでご安心ください。
当院はクラス最高基準の[ クラスB オートクレーブ Lisa(白水貿易製) ] を使用しております。
クラスBオートクレーブは、小型高圧蒸気滅菌器のヨーロッパ基準(EN13060)で、「あらゆる種類の被滅菌物を安全に滅菌することができる」とされています。
使用する水は純水もしくは蒸留水に限られ、さらに使い捨てであるため、滅菌の際の蒸気も清潔な状態が常に保たれています。
[ クラスB オートクレーブ Lisa ] は、今までの歯科で使用されている滅菌器よりもさらに厳しく、医科で使用されている大型の滅菌器の規格(EN285)に準じて、歯科で使用できるようにしたクラス最高基準のオートクレーブです。歯科だけでなく、医科や獣医科などでも幅広く使用されています。